ADHDだった少女のその後

ADHDと診断されて早10年

幸せだった時期

人生で一番幸せだった時について書きたい。

 

それは、就活も決まった大学4年生後期、週1の授業にだけ大学に通い、あとはなーんもしなかった時期。

サークルにも行かなかった。

バイトもしなかった。

 

ひたすら家にいて、週1の好きな授業にだけ通ってた。

あとは家にいて、猫と遊んだり、本を読んだり、ギター弾いたり、歌ったりしてた。

 

今まで死にたいとか思いまくってた私が、ある日「あれ、私幸せじゃね?」と思った。

 

あったかい羽毛布団にくるまって、窓からは日が差してて。

こういう天気が良い日は、いつもご飯作ってくれるお母さんが、洗濯物を干しに私の部屋を通ってベランダ行って。

 

なんか、そんな情景。

 

旦那と結婚できた時も幸せだったんだけど、その時は仕事が大変だった。

新婚なのに、会社のせいでメンタル病んだし。

 

その後、また幸せで調子良くなったのは、仕事を辞めてゆるく転職活動をしている時期

だ。

その間、私は専業主婦として日々を過ごし、旦那が帰ってくるのを待っていた。

その時に、ちゃんと料理を覚えた。

主にこの本で。

 

料理のきほん練習帳

料理のきほん練習帳

 

 

今まで全然料理の出来なかった私が、料理の楽しさを知った。

それと、段々手際が良くなり、他の事務作業も連動して上手くなった。

 

毎日私の作った料理を旦那が美味しいと言って食べてくれる。

ストレスがないから、私の顔付きや雰囲気も柔らかくなった。

ただ家にいると筋力が弱ってしまうので、近所のジムにも通っていた。

 

「幸せな奥さん」

 

私を抱きながら、旦那はそう言った。

 

ただ、転職活動は無事終わってしまい、私はまた働きに出ることになった。

今度の仕事は上手くいってるし、お給料も増えた。

しかし、やはり仕事は仕事で大変なので、手放しに「幸せだなあ」なんて思うことは、今はない。

 

若く健康で子供のいない私が夫婦というタッグを組んで生きていく観点で見た時に、最も合理的選択は、このまま私が働き続けることだ。

何故ならば、世帯年収が数百万も上がるからだ。

 

しかし、幸せか、という観点で見た時に、今までの私の人生の経験からいって、このまま正社員で営業として働き続けることはどうなのか、と思う。

 

何故ならば、私は今、ちょっと無理しているからだ。

そもそも、9時に週5で出勤というだけでキツイ。

朝に弱いからだ。

また、体力もなく、営業中のかなりの時間をサボりに当てている。

 

それでも数字を取れたのは、私が営業に向いていたからだろうか。

数字が認められ、お客様や担当企業も増えた。

しかし、やっていけるのか。

お給料は上がるかもしれない。

でも、それと引き換えに私の身体は悲鳴を上げている。

 

そういうことを真剣に考え始めたきっかけは、婦人科に通うような病気になりかけたためである。

赤ちゃんが産めなくなるかも、ていうより死ぬかも、と思うような出来事があった。

 

また、20代で子作りするとした場合、「何もせずにボーッとできる時間」はどれだけあるだろうとも考えた。

仕事して、妊娠して、子育てして、、、と考えると、自分の時間ないじゃん!と思ったのである。

子育て終わった後ゆっくり出来る時間があるじゃないか、と考える人もいるかもしれないが、それじゃ意味がないのである。

 

だって私は、20代のうちに、今すぐ「ボーッとする時間」が欲しいからだ。

 

子供を産むまで専業主婦になりたい、という希望はもう旦那に伝えてある。

好きにしなよ、と言われた。

 

あとは自分の決断なのだが、私はどうすれば良いのだろうか。

専業主婦としてゆっくり過ごしたいとも思う。

一方で、この仕事を手放すのが勿体無いとも感じる。

 

揺れる気持ちの中で、中途半端に子作りしたりしている。

どの決断にも定まらず、中途半端な思考で中途半端な事をしている。